河野さんコラム、夏の終わりの豪勢な2本立て!めしあがれ

【第14回】夏のチキンライス

息子はチキンライスが大好きで、いつも鼻に汗をかきながら「むっちゃ美味しい」と食べてくれる。

このあいだも作ったら「夏休みになると毎日食べれて嬉しかったなあ」と言ってくれた。

いや、そんなに毎日作っていなかったと思うよ(汗)。

でも、そこは大人の事情でね。

とにかく夏は毎日3回も4回もご飯を作らなくてはならなくて、それなのに朝食と昼食の間隔は短い。

胃袋に穴のあいた息子は、すぐ「お腹すいた」と騒ぎだす。

早く、息子の腹を満たさねば。

簡単に作れて、栄養があり、値段が安く、食べてくれるもの!

ごぞごぞと冷蔵庫の中を探索し、「そうだ、これならチキンライスができるじゃない!」となるわけだ

息子いわく「ママはよく、これが一番簡単なのと言っていた」そうだ。

全く記憶にございません。

でも、今年もチキンライスを作るでしょう。

14.夏とチキンライス

【チキンライス 2人分】

★ご飯・・・茶わん4杯分

★卵・・・2個

★鶏肉・・・100g

★玉ねぎ・・・半分

(にんじん・ピーマンなどあれば、きれいで栄養価も高くなります)

★ケチャップ・・・大さじ6杯

★ウスターソース・・・大さじ3杯

★塩胡椒 適量

★パセリ・・・少々

★油・・・大匙1杯

★バター・・・大さじ2杯

①玉ねぎを粗みじん切りにします。鶏肉は一口大に切ります。

②フライパンに油を熱し卵を焼きます。卵は皿に取っておきます。

③バターを熱し、玉ねぎを中火で炒めます。途中、鶏肉も加え塩胡椒をし炒めます。

④レンジでご飯を温めます。

⑤鶏肉に火が通ったら、ご飯を入れ、ケチャップとソースを加え切るように混ぜます。

⑥チキンライスをお皿に盛り、卵を乗せれば完成。

※別アレンジ例

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【第15回】夏の生活とラタトゥイユ

「すごいね!よく頑張ったね!」

そう、ほめてほしかった子ども時代、どれだけ希望通りほめてもらえただろう。

きっと75パーセントぐらいかな?

ほめてもらえると期待し、がっかりした経験もあるはずなのに大人になった今、どれだけ相手の期待に応えているだろう。

多分、75パーセントぐらいかな?

今日こそほめてあげよう。

・・・

喜ぶ顔や「よくできたね」という言葉があれば、次もまた頑張ろうと思うのに、やっぱり今日も駄目でした。

さて、夏。暑いと体がバテてしまいます。

だからすずしい朝のうちに火を使う調理や野菜のカットなど下ごしらえを済ませ一日分の保存食を作ります。後は、人もエネルギーも省エネモードで暮らします。

気象庁によりますと1985年8月の名古屋の気温は、平均気温27.7℃ 最高気温32.8℃でした。それが、

1995年 30.1℃ 36.0℃

2005年 28.1℃ 33.4℃

2015年 29.3℃ 34.7℃(8/20現在)

と、私の子ども時代より平均最高ともに2度ほど上昇しています。

あまり無理をせずクーラーも使いましょうね。

他にも、買い物は宅配に変えたり、足首を水で冷やしたり、夏野菜を食べ体を冷やしたり食、皆さんも残暑を乗り切るエコ技をいろいろお試しください。

15.ラタトゥイユ

【たっぷり夏野菜のラタトゥイユ】

夏バテに効果があるとされる夏野菜でラタトゥイユ。

たくさん作っておくとパスタ、ソースなどアレンジも自在です。

★なす             ・・・1本

★玉ねぎ     ・・・半分

★ズッキーニ       ・・・2本

★ニンニク         ・・・2片

★マッシュルーム・・・1パック

★オリーブオイル・・・大さじ6杯

★塩                ・・・小さじ2杯

★こしょう         ・・・8振り

★トマト缶         ・・・1缶

★エビ              ・・・10匹

①   なすとズッキーニを輪切りにします。

②   ニンニクと玉ねぎはみじん切りに。

③   フライパンへオリーブオイルをひき、ニンニクを弱火で炒めます。

④   そこへ玉ねぎ、エビ、ズッキーニ、なす、マッシュルームの順に入れ中火で4分ほど炒めます。

⑤   最後にトマト缶を加え、さらに4分ほど煮ます。

kaorin

河野香織(かわの・かおり)

国際自然保護連合日本委員会・想いでつなごう!おりがみアクション事務局

日本の伝統文化「おりがみ」を通じ、「愛知ターゲット」と「生物多様性」の大切さを伝え、子どもたちに環境について考えるきっかけづくりをしています。

 

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