名古屋で第1回「森コン」開催!

名古屋市守山区の金城学院大学で9日、「あいち学生森コン」が開かれました。

「森コン」は「森のコンパ」の略。

昨年11月、里山保全などの環境活動に取り組む愛知県内の学生7団体が、ESD(持続可能な発展のための教育)ユネスコ世界会議に向けて大村秀章知事と意見交換したのを機に意気投合。名古屋大学や中京大学、愛知淑徳大学などの学生有志でつくる「WeChubu~持続可能な明日へ」や「KSC(金城里山コンサベーション)」のメンバーが中心となって企画し、初開催しました。

各団体メンバーに加えて京都の学生や、卒業を控えた高校生も駆け付けて約20人が参加。午前中は金城学院大キャンパス内の里山や隣接する湿地を散策、午後は屋内で3グループに分かれて学生同士で交流を深めました。

前日の大雪が残り、名古屋とは思えない自然の中を歩いて、すっかりうちとけた学生たち。互いの活動を紹介し合いながら、「環境問題だと堅いイメージを持たれるので、『食』から興味を持ってもらう」「メンバー同士の連絡に一斉メールだと読んでもらえないので個別にメールを出したほうがいい」「交通費などをまかなうのも結構大変」「クラウドファンディングも活用できるのでは」などと活発に意見交換。今後もSNSなどを生かして連携を深めていくことを確認していました。

里山見学を終えて金城学院大の校舎内で意見交換する学生たち
里山見学を終えて金城学院大の校舎内で意見交換する学生たち