中部地区の「カーボン・オフセット」の取り組みを紹介する「ちゅうぶカーボン・オフセットEXPO」が1月31日、中区栄3のナディアパークアトリウムで開かれました。
カーボンオフセットは省エネやリサイクルを進める企業が、自社の生産活動などでどうしても削減し切れないCO2を、他の企業などがCO2を削減したことを証明する「クレジット」を購入することで埋め合わせる(オフセットする)仕組み。証明書を付けた「カーボンオフセット商品」が売り出され、自治体も山林保全などを通じて「クレジット」を売買するなど、取り組みが盛んになってきています。
「EXPO」は中部7県の企業や自治体でつくる「中部カーボン・オフセット推進ネットワーク」が一昨年12月に続いて主催し、約35団体が出展。各ブースには「升」や「ベッド」、「自販機」から「印刷物」までがカーボンオフセット商品として並べられ、関心を持つ来場者に、担当者が熱心に説明する姿が見られました。