携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電の回収事業が2月1日、名古屋市内51カ所のスーパーや区役所などで始まりました。
貴金属やレアメタルなどの有用金属をリサイクルする狙いで、名古屋市では2009年度から国のモデル事業として市内32カ所で実験的な回収を始めて以来、過去最大規模の回収事業。国の事業が終了する4月以降も市の事業として回収が続けられる予定です。
千種区のアピタ千代田橋店であった「小型家電回収開始イベント」では、河村たかし市長らも出席して小型家電リサイクルの本格スタートをアピール。黄色の回収ボックスを前に「これまで不燃ごみに出されていた小型家電をリサイクルに回して」と呼び掛けました。子どもたちが携帯電話などを解体する小型家電解体体験も開かれました。
市は回収ボックス1箱当たり月60kg、51店舗で約3,000kgの回収を見込んでいます。回収ボックスに入れられた小型家電は市が契約した認定事業者に引き取られ、解体して取り出されたレアメタルなどが再資源化されていきます。
回収品目や回収ボックスの設置場所などは市のウェブサイトを参考に。