市内の小中学生でつくる「環境未来探検隊」が1年間の活動の成果を発表する「なごや子ども環境会議」が2013年12月22日(日)、中区・伏見の鯱城ホールで開かれました。
市教委が06年度から始めた「エコ・フレンドシップ事業」の一環で、身近な環境を守るために何をすべきかを子どもたち同士で話し合う場として毎年設けています。
森の現状を見る「Woody」、地球温暖化について調べる「Weather」、鳥の保護について考える「Bird」、外来種について学ぶ「Gaia」、ウミガメなど海の生物と触れる「Ocean」の5チームに分かれて活動してきた子どもたち。それぞれのテーマについてクイズや歌、寸劇を交えて発表し、他の子どもたちと問題を共有していました。
翌23日(月・祝)には、熱田区の名古屋国際会議場で「ESD子どもフォーラム」が開催。県内の小学5年生から高校生までの約130人が環境、国際理解、防災の3コースで体験学習した成果を発表。ESDを推進する愛知県内の「ユネスコスクール」53校の取り組みもパネル形式で紹介され、身近な川や産業などを題材にした学習から「ESDとは何か」が分かるようになっていました。