リサっちファミリーについて

1999年にリサイクルを中心とした環境問題を扱うメディアとしてスタートした「Risa」は、2014年に創刊15周年を迎えるのに当たり、読者をはじめ一般の皆さまから「キャラクター」のデザインを募集しました。おかげさまで計56点の応募をいただき、厳正な審査を経て最優秀賞に決まったのが「リサっちファミリー」です。かわいらしくてちょっとマジメな「リサっち」たちが、紙面とウェブを駆け回り、環境の大切さを訴えます。

2015年4月号紙面から「エコ家族会議」スタート!

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リサっちファミリー

人類の誕生と同時に生まれたなぞなぞ好きの生き物「リサもん」。人間の「モッタイナイ」の心をエネルギーに進化してきましたが、その心が足りなくなった現在は絶滅危ぐ種。わずかに生き残った「リサっちファミリー」が名古屋にやって来て、「リサもんだい」を出しながらエコを啓発します。

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キャラクター決定の経緯

15周年記念キャラクターの選考にあたり、高北幸矢・元名古屋造形大学長、清須市はるひ美術館館長を委員長に迎えた審査委員会を開き、中川区のデザイン会社「ナックプランニング」所属の平石晶代さんの応募作品を最優秀賞として採用させていただきました。
優秀賞には中村区の飼料会社「中村商会」に勤める水間遼子さんと昭和区の八事小4年生、青木優果さんの2作品に決定。その他、プロのデザイナーから専門学校生、小学生、園児まで、どれも環境やリサイクルを一生懸命に表現した力作を送ってくださいました。この場を借りて御礼申し上げます。

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<高北幸矢審査委員長の講評>
幼児から高齢な方までたくさんの応募が寄せられ、審査員一同は審査に大変苦労しました。審査のポイントはRisaの精神にぴったりとくる「環境へのメッセージが込められたものであること」「他に似ていない個性的なものであること」「紙面やイベントなどで使いやすいものであること」でした。

平石さんの作品は成長し、また元に戻る循環の仕組みをRisaの「R」をモチーフにしたキャラクターという形で表した秀逸なデザインで、紙面での活用にも大きな可能性を感じさせました。水間さんの矢印を髪型にした発想はびっくりするほど楽しく、オシャレなものでした。ファミリーでの提案があればさらに面白くなったでしょう。青木さんのペットボトルのふたに表情をつけた作品もとてもユニークでした。もう少しいろんな表情を出せるとさらによかったです。

入賞の3点以外にも、考えのしっかりした作品が数多くありました。「ゆるキャラ」ばやりのご時勢に、社会性をもったデザインを考えられるいい機会だったのではないでしょうか。

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