水野翔太の未来にカケル【第1回】社会への一歩は、まず一票!

皆さん、はじめまして。僕は瑞穂区出身で、現在は東京の法政大学法学部政治学科3年生として日々勉学に励んでいます。東京に行ったからこそ感じた地元への想い(思い)から、「愛知・名古屋のこれからの可能性」を全国の若者と議論し、探っていきたいと考え、1年半ほど前に「名古屋わかもの会議」を立ち上げました。

僕らは普段、自分たちの地域や環境、政治のことを考えたり、語ったりすることはあまりありません。でも、これからの社会を担うのは若者。もっと当事者意識、つまり「ジブンゴト」として捉えていく必要が大いにあるのではないかと考えています。

3月23日に港区で開いた「第3回名古屋わかもの会議」のスタッフと
3月23日に港区で開いた「第3回名古屋わかもの会議」のスタッフと

僕は15歳のころ、環境問題をきっかけに自分なりの活動を始めました。昨年12月に20歳になり、さっそく衆院選や愛知県知事選に投票に行きました。今月12日には名古屋市会議員選挙と愛知県会議員選挙の投開票があります。

今の若者は選挙や政治に無関心といわれ、投票率が低いのも事実。でも、それぞれに意見や想いを持っています。それを行動で示せるチャンスの一つが選挙です。投票に行くことがすべてではありませんが、少しでも自分たちの住んでいる街や、環境のことを「ジブンゴト」として考えるきっかけにしてほしいです。

こんな僕が名古屋を、そして日本全国を駆け回り、未来に翔ける(賭ける)このコラム。どうぞ楽しみにしてください。よろしくお願いいたします!

shota_profile

みずの・しょうた 1994年生まれ。瑞陵高校(瑞穂区)在学中に国連の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にボランティア参加。会議後に学生環境団体「NEO」を設立、昨年はESDユネスコ世界会議にも参加するなど、若者の声を世界に発信しています。