NPOが連携して「備える」倉庫完成

食品やリサイクル品を備蓄し、災害時は救援物資などに活用するNPOの拠点が、愛知県大口町にできました。

災害救援に取り組むNPO法人「レスキューストックヤード」(名古屋市東区、TEL 052-253-7550)が民間の倉庫を借り受け、昨年12月から最低1年半の計画で運用を開始。延べ約400平方㍍の一部2階建ての倉庫には、すでに非常食などが運び込まれています。

NPO間の連携のため愛知県大口町に整備されている倉庫
NPO間の連携のため愛知県大口町に整備されている倉庫

大地震などの災害時には、さまざまな救援物資が必要とされますが、被災者のいらないものが大量に送られて山積みとなったり、ボランティアらが整理に追われたりする状況は「物資による二次災害」とまで指摘されます。

同法人は20年前の阪神・淡路大震災などを教訓に、行政だけでは対応できないきめ細かい物資管理や送り方を考え、東日本大震災時にも名古屋市内の倉庫で救援物資を「パック化」して東北に送り届けました。今回、ボランティア用資機材などを含む物資が増えたことや、他のNPOとの連携を深めるためにも新しい倉庫を借りることに。民間企業の荷物などを引き受けることでの収益化も目指します。

代表理事の栗田暢之さんは「普段は別々のものを扱うNPOが災害時にしっかり連携できる。新しいビジネスモデルもつくってNPOが自立し、次の災害に備えたい」と話しています。

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