パセリの鉢植えが一回りちぢんでいる。
よく見ると青虫が喰(く)っていた。
黒い小さいのと丸々と太った青々しいの。
特徴ある目の模様から多分アゲハ系だろうと推測する。
見た目は違うのは幼虫が3齢と4齢だからだろう。
元来、幼虫の食草はセリ、ハマウド、シシウドなどのセリ科植物らしいが、都会でも家庭菜園でパセリを栽培するとたちまち成虫が産卵し、幼虫を見ることができるそうだ。
しかし、小さな鉢植えのパセリ。彼ら(若しくは彼女ら)の旺盛(おうせい)な食欲を満たすことができるのだろうか? 早晩、丸裸になってしまうのでは? と心配になる。
しかし私の心配も虚しく、それ以来パセリは喰われている様子を見せなくなった。
やはり小さな鉢植えでは身を隠すに足らず、2匹は巡回する足長蜂に肉団子にされたのだろう。
このように、時折都市では局所的に自然が回復し、絶滅の危機に直面した希少種なども見つかることがある。
大阪空港の傍では、シルビアシジミ(絶滅危惧1B類)が大発生した。
理由は、空港は草丈が低く管理され本来の生息地と似ることと、幼虫が本来の食草であるミヤコグサの代わりに外来のクローバーを食べたからだそうだ。
典拠:http://www.asahi.com/articles/ASJ5L5TZWJ5LULZU007.html
局所的な復活を専門家は「悩ましい風景」と漏らす。
自然とは良く出来ていて無駄がない。
人間には無駄が多すぎる。私などその最たるものだ。
少しでも無駄が無くなるといいのだが。
エビのポテトサラダ【材料(3人分)】
・ジャガイモ…3個
・卵…2個
・エビ…9尾
・マヨネーズ…大さじ3杯
・粒マスタード…小さじ1杯
・塩・こしょう…適量
- ジャガイモを皮のままよく洗い、芽の部分をえぐり取ります。
- 卵を洗いジャガイモと同じ鍋でゆでます。
- ジャガイモに串がすっと通ったら、熱いうちに皮ごとつぶし、ゆで卵を入れさらにつぶします。
- 粗熱が取れたら、マヨネーズ、粒マスタードを混ぜ、塩こしょうで味をととのえます。
- 電子レンジでエビを加熱し、ポテトサラダに混ぜ完成です。
☆日に当たり青くなった部分にはソラニンが含まれるので使わないで下さい。
【ここがにじゅまる!】じゃがいもの皮をポテトサラダに混ぜ込むことで摂取する食物繊維を無理なく増やすことができます。
河野香織(かわの・かおり)
国際自然保護連合日本委員会「想いでつなごう!おりがみアクション」事務局スタッフ。名古屋で開かれた生物多様性条約締約国会議(COP10)で生物多様性を守るため「2020」年までに世界がするべき「20」の目標を掲げた「愛知ターゲット」を達成しようと呼び掛ける「にじゅうまるプロジェクト」とも連携。おりがみや得意の料理を通じて、命の大切さや環境を考えるきっかけづくりをしています。
過去の連載はコチラ→「いただきます」から「ごちそうさま」まで
エビの入ったポテトサラダとは贅沢ですね。退職後、夕食を作るようになりました。本日はポテトサラダに挑戦です。じゃがいもの皮を混ぜ込むと、どんな味になるのか。
7/5(火)きもの美濃幸でお会いした者です。多彩な御活躍でびっくりしました。
なかしまさま
ありがとうございます^ – ^
是非作ってみてください^ – ^
また、美濃幸さんでお会いできるのを楽しみにしております。