深谷里奈のエコヂカラ!【第17回】涼しい岐阜の「宝物」満喫

下呂温泉から車で30分ほどの岐阜県下呂市小坂町。落差5㍍以上の滝が216カ所あり、「日本一滝の多い町」として「岐阜の宝もの第1号」に選ばれています。その地元の宝を生かそうと、NPO法人「飛騨小坂200滝」のメンバーが滝めぐりガイドとして初心者からベテランまで楽しめるさまざまな滝めぐりコースを案内しています。私たちは友人家族と一緒に初歩的な2時間の「のんびりハイキング・ショートコース」に参加してきました。6歳の息子でも楽々のコースで、マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュできましたよ!

豪快に流れ落ちる滝を見ながら溶岩台地へ
豪快に流れ落ちる滝を見ながら溶岩台地へ

スタートは厳立(がんだて)公園。柱状の岩が連なる大きな岸壁は、5万4,000年前に御嶽山の噴火で流れてきた溶岩流の断面です。高さ72㍍、幅120㍍の大きな崖は、ナゴヤドームを輪切りにした断面と同じくらいの大きさ。御嶽山頂からは13㌔以上も離れているのですが…自然はすごいです。

この巌立から、滝を見ながら軽く山を登り、巌立の上に広がる溶岩台地へと案内してくれたのは、小坂で生まれ育った熊崎潤さん。幼いころから山歩きや崖のぼり、沢遊びを楽しんだ経験を生かしてガイドをしています。「何度行っても表情が変わって、水量、光や天気によって同じ滝は2度と見られないところが魅力です」と熊崎さんが話す通り、差し込む光の角度によって虹が出たり、滝のしぶきがカーテンのようにふわりと動いたりと、自然を目にできる瞬間がたくさんありました。

そして、溶岩台地に広がる林の中で抹茶を立てる野点(のだて)。これが素晴らしかったです! 熊崎さんがリュックで運んできた赤い敷物と野点道具を出して、その上で本格的にお茶を立ててくれました。「水と空気がうまい滝の町」だから、お茶がおいしい。地元の米や川魚を使ったお弁当(オプションで1,000円、要予約)も頼めて、美しい滝を見るだけでなく、水の恵みもいただけるんです。熊崎さんのリュックからは、他に頑丈なひもと布が登場。あっという間にハンモックを設置して、子どもたちを喜ばせてくれました。私も仰向けに寝転がって、キラッキラの木漏れ日を楽しめましたよ。

「宝物」の自然とたわむれる息子たち!
「宝物」の自然とたわむれる息子たち!

私たちが訪れたのは新緑のころでしたが、8月はさらに葉が生い茂り、「深緑」が楽しめます。蒸し暑い下界と違い、滝の近くは涼しく、谷風がここちいい~。滝に足をつけたり、涼を取りながら歩くひとときは、格別ですよ。

問い合わせはNPO法人飛騨小坂200滝(TEL 0576-62-2215、ウェブサイト https://www.osaka-taki.com/)。私たちが参加したコースは大人2,000円、子ども(小学生以下)1,000円でした。

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fukaya_profileふかや・りな 岐阜県多治見市出身、名古屋芸術大学声楽科卒業後、1996年から東海ラジオアナウンサー。毎週月〜金16:00〜17:45に「山浦・深谷のヨヂカラ!」を担当。本コラムをラジオでお届けするコーナー「エコヂカラ」は8月31日(水)17:17ごろからの予定!

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