今シーズン、インフルエンザは回避したものの溶連菌に感染。幸い熱はすぐ下がり、けろっと回復した後は3日ほど暇をもてあましていた息子。外遊びもできないため、自称「画伯」こと深谷父にヘルプを頼みました。
小学校の理科の先生をしていた父は何でも器用に手作りします。この日は「①牛乳パックのビックリ箱」「②ペットボトルのころころ猫ちゃん」「③牛乳ぱっくん」を制作しました。
まず①は牛乳パック2個、輪ゴム、セロテープを用意します。パックを幅2㌢ほどの輪切りにし、輪ゴムがかけられるよう切れ目を入れます。あとは写真のようにテープでつなぐだけ。今回は収納する箱もパックで作りましたが、お菓子箱など、ふた付きの箱を利用してもかまいません。ポイントは箱に収納するときの折り方。輪ゴムを伸ばしながら重ねることでビヨ~ン!!と飛び出し、「ビックリ!」となりますので、ご注意ください。4歳の息子は「ビックリ箱だよ~ウフフ…」と差し出すので、ばればれです。ぜひ「プレゼントだよ☆」などと、悟られないよう渡してくださいね。
②はペットボトルの直径に合わせて切った割りばしに輪ゴムを取り付け、中に入れます。ボトルの口から出ている輪ゴムをストローにくくりつけてクルクルねじり、床に置くと…。ペットボトルがゴムの力でくるくると車輪のように動き出します。その動きに合わせて、張り付けた猫ちゃんも回りだす、という仕組み。ボトルに色とりどりの毛糸などをつけてストローを手に持てば、回るモビールのようになりますよ。
③は適度な長さに切った牛乳パックの角を対角線状に切り、中の白い部分が見えるよう折り返します。そこに好きなキャラクターを描き、パクパクさせるだけ。今回は息子も大好きな某妖怪キャラに挑戦! 中にカエルでも入れておけば こちらもビックリ箱になりますよ~(ま、私がやられたら激怒しますけどね)
しかし、父は何でもやらせてみる主義で、息子がけがしちゃいそう!と私がつい手を出してしまいそうなこともガンガンやらせてました。最後に「今度は自分で作ってみるんだぞ」とご満悦の様子で…。
連休中、毎日出かけるわけにもいかない、かといって子どもたちが黙っていない…とお悩みのファミリーの皆さん、ぜひ家にある捨てちゃうものを利用して、楽しい親子工作にチャレンジしてみてくださいね!
ふかや・りな 岐阜県多治見市出身、名古屋芸術大学声楽科卒業後、1996年から東海ラジオアナウンサー。昨年10月から毎週月〜金16:00〜17:45に「山浦・深谷のヨヂカラ!」を担当。本コラムをラジオでお届けするコーナー「エコヂカラ」は6月3日(水)17:15ごろの予定!