水野翔太の未来にカケル【第6回】「花贈り」で暮らしに華を

今月開幕する「全国都市緑化あいちフェア」。僕は6月号の本コラムで触れた通り「PRサポーター」を務めています。

フェアの愛称は「花と緑の夢あいち」。メーン花壇は愛知県で生産された花だけで彩られます。キクやバラ、観葉植物の出荷量は愛知県が全国1位。カーネーション、シクラメンは全国2位と、「あいちの花」は全国的にも有名で世の中に出回っています。これには僕も驚いてしまいました。

あまり花には縁のなかった自分。母の誕生日に花を贈ることはありましたが、自分がもらったことはありませんでした。でも、ここ数年は「わかもの会議」をやり終えたとき、メンバーから花を渡されることがあります。いい仲間に恵まれたと感動するとともに、花ってこうして気持ちを届けられるんだなあと、もらう立場になって初めて実感できるようになりました。

「花男子」による花贈り体験のイメージ(緑化フェア事務局提供)
「花男子」による花贈り体験のイメージ(緑化フェア事務局提供)

今回、主会場のモリコロパーク・地球市民交流センターには「花贈り」をテーマにした壁面緑化と「マンガ」を展示。そして「花男子(はなだんし)」と呼ばれるイケメンたちが来園者に花を贈るというサプライズな企画もあるそうですよ。僕はメンバーではありませんが…。

主会場以外にも、僕の大好きな名古屋テレビ塔周辺には「オープンガーデン」が設置され、市民に心地よい空間がつくられます。ぜひ身近な花や緑を発見して、気持ちを贈り合って、暮らしと環境に「華」を添えてみてください。

shota_profile

みずの・しょうた 1994年生まれ。瑞陵高校(瑞穂区)在学中に国連の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にボランティア参加。会議後に学生環境団体「NEO」を設立、昨年はESDユネスコ世界会議にも参加するなど、若者の声を世界に発信しています。

 

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