深谷里奈のエコヂカラ【第5回】おしゃれ靴下は古さを大事に

夏でもレッグウォーマーしている冷え性の私。五本指のシルクや綿の靴下を4枚くらい重ねてはく「ひえとり」に挑戦したり、しょうが湯飲んだり努力しています…が、それとは関係なくても、靴下、大好きなんです。シンプルな洋服に靴下だけ派手色にしてみるなど、気分があがるアイテムなんですよね~。

そんな私のおすすめブランドは、江南市にアトリエを構える「靴下のhacu(はく)」。柔らかい糸で編まれた、ちょっとかわいい靴下。絹や綿、麻、ときには紙の糸やオーガニック素材を組み合わせて作られています。値段も一足500円から800円ぐらいで手ごろ。一度はくと、やみつきになるはき心地です。

作っているのはディレクターの中村美穂さん。1973(昭和48)年創業の靴下製造会社に嫁ぎ、子育てが一段落して家業を手伝おうと思ったころ、当時の社長である義父が「これからはネットの時代だ! ネットショップやろう!」と宣言。だったらオリジナル商品をつくらなきゃ、と美穂さんが考案した靴下を2006年から販売し始めたところ、若いお母さんたちに大人気。今や女性誌も注目のブランドになっているのです。

ディレクターの中村美穂さん(左)と
ディレクターの中村美穂さん(左)と

何気なくはいている靴下ですが、①デザイン、②糸選び、③編む、④裏返す、⑤つま先を縫う、⑥もう1回裏返す、⑦熱で形成する、⑧内職さんとこでパッケージ…と、ものすごい手数がかかっているんです。デザインそれぞれで使う糸の太さも素材も違うし、ニッター(編む工場)の性質が商品に出ることなども考えながら、商品になるまでをディレクションしていきます。

靴下を編む機械は多種多様で、古いものが多いそうです。故障すると、古い機械から部品をもらったり、直す工具を手作りしたりすることも。人も機械も古いけれど、一緒に歩んできた、目には見えない「なにか」があるそうです。美穂さん自身が職人に弟子入りして機械の扱い方も勉強したため、「手のかかる古い機械ならではの手作り感が出る」「人の手がかかっていることが伝わる」と感じながら使い続けています。

現在はネットでの販売が中心ですが、各地のマルシェに出ることも。実店舗は名鉄犬山線江南駅から西へ約1㌔(江南市大間町新町67、TEL 0587-55-5075)。8月11日(火)までイギリスのアンティーク雑貨などを紹介する「coconふるいもの展」を開催中。11時から16時まで、2日(日)と5日(水)はお休み。その他の営業時間は直接お問い合わせするか、公式サイトをご覧ください。

家族で成長しながらずっとはいてほしいと、ベビーからメンズまでサイズも豊富。そうそう、ひえとり靴下もありますよ!

江南市の店舗はこんなにおしゃれ!
江南市の店舗はこんなにおしゃれ!

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fukaya_profileふかや・りな 岐阜県多治見市出身、名古屋芸術大学声楽科卒業後、1996年から東海ラジオアナウンサー。昨年10月から毎週月〜金16:00〜17:45に「山浦・深谷のヨヂカラ!」を担当。本コラムをラジオでお届けするコーナー「エコヂカラ」は9月2日(水)17:15ごろの予定!

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