水野翔太の未来にカケル【第8回】紅葉の季節にひとり思う

紅葉が見ごろを迎えてきました。愛知県は豊田市の香嵐渓や新城市の鳳来寺山、名古屋市では徳川園などの紅葉スポットがあり、この時期を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

今どきの若者にとって、紅葉の楽しみ方といえばスマートフォンなどで写真を撮ってインターネットに投稿すること。11月になると僕のスマホの画面も、友人や知人が撮った紅葉の写真で真っ赤に色づき始めます。「セルカ棒」といって、スマホを先端に取り付けられる棒で「自撮り」する友達も多いです。紅葉を背景に、何人もの知り合いが楽しそうにピースサインをしている写真を見ると、こちらもニヤリとしてしまいます。

カメラが趣味の友人、豊田映里奈さんが撮ってくれた紅葉の写真
カメラが趣味の友人、豊田映里奈さんが撮ってくれた紅葉の写真

でも、僕はどちらかというと1人で行動するタイプ。昨年は12月の誕生日の翌日、1人で京都へ紅葉を見に行きました。そんなとき、小学生のころに百人一首で習った歌を思い出します。

「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき」

…地面に敷き詰められた紅葉を踏みながら、鳴いているシカの声を聞いたときこそ、秋がひときわもの寂しく感じるという内容ですね。僕はこの歌が大好きです。

日本の四季は、その時期ごとに違った面を僕たちに見せてくれます。でも、環境が悪化して気候変動が起きると、この美しい四季がなくなってしまうかもしれません。この美しい紅葉をずっと見られる社会をつくっていかなければ。そんなふうに思う若者もいることを知っていてください。
shota_profile

みずの・しょうた 1994年生まれ。瑞陵高校(瑞穂区)在学中に国連の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にボランティア参加。会議後に学生環境団体「NEO」を設立、昨年はESDユネスコ世界会議にも参加するなど、若者の声を世界に発信しています。

 

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