【第8回】おやつの時間と息子の成長
子どもが小さいときから毎日のように続いてきた「おやつの時間」。
家にある材料で思い立ったとき作るメニューは限られてくる。
クッキー、ホットケーキ、ドーナッツ、さつまいも…だいたいそんな感じ。
それでも息子は帰ってきたとき、甘い香りが漂うと、タタッとやってきては「今日のおやつは?」なんてうれしそう。
こちらも作ってよかったと、気持ちがほっこりする。
こちらが望むことはあまり話さないけれど、それでも食べている姿から、楽しいのか辛いのかぐらいは分かりたいと思う。
息子は、特にクッキーが好き。
そこに、ハーブを入れてしまうと、風味がじゃまだとばかりに「普通のクッキーがいい!」と怒られたりもする。
でも、それももうすぐ終わり。
中学生になったら、きっとこんな時間を取れなくなるのだろうな。
ちょこちょこっと作るおやつは、大きなエコってことはないけれど、買うのに比べたらごみが少なく、体にもやさしい気がします。
【ごまとキャラウェイのクッキー】
やっぱりハーブを投入してしまいました。甘い香りとすーっとした風味が特徴のキャラウェイは、人を引き止める力があると信じられています。
★ごま・キャラウェイシード・・・小さじ1/2杯
★薄力粉 ・・・200グラム
★卵 ・・・1個
★メープルシロップ・・50グラム
★無塩バター ・・・60グラム
①バターを室温に戻し、薄力粉の上で切るように混ぜます。
②卵とメープルシロップを入れ、混ぜます。
③ まとまらないときは、水か牛乳を少し入れます。
④ 冷蔵庫で少しねかせます
⑤ オーブンを170度の余熱にセットします。
⑥ 台に打ち粉をして麺棒(めんぼう)で生地を延ばし、型で抜きます。
⑦ 15分~20分焼きます。
河野香織(かわの・かおり)
国際自然保護連合日本委員会・想いでつなごう!おりがみアクション事務局
日本の伝統文化「おりがみ」を通じ、「愛知ターゲット」と「生物多様性」の大切さを伝え、子どもたちに環境について考えるきっかけづくりをしています。