水野翔太の未来にカケル【第12回】想いをカケル、つなげる

21年前、僕は名古屋市で生まれました。

その1カ月後の1月17日、日本が大きな悲しみで包まれました。阪神・淡路大震災の発生です。僕は生まれて間もないこともあり、揺れの大きさ、被害の大きさは全く覚えていません。後に母から当時のことを聞くぐらいです。これをきっかけに、消防無線の全国共通波の増波や、建築基準法の改正などが行われたそうです。

僕は今年、神戸市で震災の追悼セレモニーに参加しました。発生時刻の午前5時46分。ポケットに手をずっと入れておきたい寒さでしたが、何を次へ、未来へつなげていくべきか、そんなことを考えていました。

今年の神戸市での阪神・淡路大震災追悼セレモニー
今年の神戸市での阪神・淡路大震災追悼セレモニー

5年前の3月11日、東日本大震災の発生。僕にも東北で被災した友人がいます。多くの生徒や先生が被災した宮城県石巻市の大川小学校を卒業した友達もいます。僕自身は当時、ボランティアをしたいけれど迷惑にならないか、何をしたらいいのかと、悩みに悩みました。その結果、「行かない」という決断をしました。

でも、昨年は「国連防災世界会議」にかかわり、東北に「行く」ことができました。今年も3月11日は東北で一日を過ごそうと思っています。環境を出発点に広がった僕の活動。できることは少ないかもしれませんが、「想い」を届けたいという気持ちがあります。

「想いをカケル」は日本を、社会を、少しでもよくしていくキーワード。そして、未来をつくり、次へつなげていくキーワードが「わかもの」。これからも、僕たちわかものを、よろしくお願いします。

 ※水野さんの連載は今月で最終回です。ご愛読ありがとうございました

shota_profile

みずの・しょうた 1994年生まれ。瑞陵高校(瑞穂区)在学中に国連の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)にボランティア参加。会議後に学生環境団体「NEO」を設立、昨年はESDユネスコ世界会議にも参加するなど、若者の声を世界に発信しています。

 

 

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