【第13回】おばけと冷たいお菓子
小さいころ、2階の奥にあるトイレが怖かった。
おばけがいるから。
昼間はおばけの力も弱いので、天井からこちらをじっと見ているだけ。
それに明るいところでおばけは見えない。
でも、夜は怖い。
しかも子ども部屋は2階。
お姉ちゃんに「一緒に行って」と頼んだ。
でも、お姉ちゃんも嫌がるからぎりぎりまでがまんする。
怖かったおばけは、小学校に上がるとトイレから消えていなくなった。
おばけも悪くはないけれど、できれば夏はスイーツでひんやりしたい。
ゼリーにプリン、寒天、シャーベット。
フルーツを入れたり、コーヒーでつくったり、あずきを入れたら純和風、レパートリーは無限大。
つくり方は、とても簡単で10分もあれば完成する。
それなのにおいしい。
夏は、たくさんつくって冷蔵庫に冷やしておくと、口当たりがいいからどんどん減っていく。
おやつに1つ。食後に1つ。もちろん風呂上りにも。
買うよりエコだし節約にもなるかな?
でも食べすぎたら、いくら手づくりでも同じかも。
ああ、夏~。
いっしょに飲むなら、ごくごくできる麦茶がいい。
【ゼリー 7個】
★ゼリー粉・・・15g
★水 ・・・250cc
★ジュース・・・250g
①粉末のゼリー粉を、同量の水で10分ほどふやかします。
②水を沸騰させます。
③ゼリー粉にジュースを入れ、そこに沸騰させた湯を注ぎ、よく混ぜます。
④小さいカップに分け冷まします。その後、冷蔵庫で3時間ほど冷やし、固めます。
河野香織(かわの・かおり)
国際自然保護連合日本委員会・想いでつなごう!おりがみアクション事務局
日本の伝統文化「おりがみ」を通じ、「愛知ターゲット」と「生物多様性」の大切さを伝え、子どもたちに環境について考えるきっかけづくりをしています。